医薬医療品レギュラトリーサイエンスを考察

レギュラトリーサイエンスという言葉を聞いたことがあるだろうか。

医薬品産業の実態

日本という国においての医療とは

問題点を解決しようという動きはあるのかもしれない、だがそれに対して医療に関する取り組みはどうしようもなく不十分なまま、抜本的解決策を導けないままなのは定番と言わざるをえない。何事も案を出さないと解決出来ないとあれやこれやと求められても答えを出せない人、出したとしても意見を却下する人と、医療というものがこの国にとっても決して蔑ろに出来ない存在であると認識していても、最後は上の存在が一存で決定するというシステムが構築されてしまっている。こうなると根本からまず組み替えていかなければならないのかもしれない。

日本という国では医療を産業として捉えた場合どのようにして国家は取り組んでいかなければならないのか、それについては一応国家的戦略ビジョンは立てられている。有限実行しているとはまるで言えないが、一応資料があるので参考にしつつ、現代の日本における医療という産業の構造を紐解いてみよう。

お薬飲んでますか

重要視している

2013年に医薬品産業について新たな指針が示された。厚生労働省が発表した『医薬品産業ビジョン2013 ~創薬環境の国家間競争を勝ち抜くために、次元の違う取り組みを~ 』によると、これからは日本も医薬品産業を積極的に革命していくべきだと考えられている。

具体的にどんな点をこれからの日本は医薬品を産業的観点から改革していかないといけないと考えているのか、ピックアップしてみよう。

中心的産業という柱の一本として

これからの日本において医薬品産業を重要視すると位置づけたのは単純に医療が益々必要となる社会になるからという点だけではなく、各国との競争を勝ち抜きながら世界有数の医薬品を輩出できるようになることで、経済的にも発展が見込まれると考えられている。

需要と供給という面で言えば、半永久的な経済動向が期待できるのは間違いない。いついかなる時代、どんな状況になったとしても医療分野が急激な衰退を引き起こすことはない。仮に問題とするなら人員という人手不足が一番心配な点でもある、また医薬品・医療機器などの製品に関しても副作用などの障害を減らしていくことで日本の医療も安全が確約された社会にならないといけないという、そんなビジョンを踏まえて構成されている。

相互競争と協力体制

医薬品産業を活性化させることで国としては勿論、世界にも影響を及ぼせるようにならないと意味が無い。特に欧米諸国といった医療先進国に匹敵するほど産業が発展することができれば、当然立場と地位を守ろうとして先進国としての維新とプライドを掛けた競争が発生する。しかしただお互いの技術で何処が優れているのかという点を競い合うのではなく、発展していく中で編み出された新たな情報や開発技術などを交換することにより、産業として更なる進化が見込める。

こうした下地を整えることで、日本としても世界としてもこれからの医療業界において病気に苦しまない、そんな社会を実現していくべきだとする目的を持たなければならないと考えられている。

日本の医療

これらの目的を踏まえて何処を目指すのか

こうしたビジョンを持つことにより、日本の医療、並びに医薬品医療機器といった産業面への発展が不可欠であるという焦りが感じられる。日本で不安視されている事項として、少子高齢化社会になりつつあるという現状、島国であるために天然資源が不足しているという国内事情と、色々な因果関係が巡り巡って日本の医療は一進一退をしてしまっている。急激な発展が行われたかと思いきや、蓋を開けてみたら知識は集まっても技術が伴っていないという問題もある。さらに医薬品の副作用に関する定義についてもまだまだ解決が見込まれていない。

目的やゴールを明確に指定するのは構わないが、まずは1つずつ問題を解決していくことが重要なのではないだろうかとどうしても考えてしまう。産業として景気発達を目指すにしても、まずはそうなるために医薬品に関する不安要素として壁となっている副作用問題を解消すれば、自ずと次の問題への解決も導き出せるのではないかと思ってしまう。何でもかんでも同時進行で行っても、片方の問題が解決されていないと、もう片方の問題が障害となる場合などよくある話。どうにも日本のこうした対応の仕方が明らかに間違っていると感じるのは気のせいで済まされるものではない。

もしこの国が本気で医薬品産業を活性化させて発展を目指すのであれば、民間の製薬会社を始めとした機関をしっかり道筋と順序を示して取り組まないと問題はいつまでもその影を薄めることはない。こうなると日本が抱えているというより、日本人の気質もそうだが、もう根本的に今の政府って間違っているんじゃないのという違う話になってきてしまう。これからどうなっていくのか不安過ぎるが、動向を見守るしか無い反面、医薬品などに関する正しい知識を身につけるというのも重要になってきそうだ。